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Q&A氷砂糖Q&A

皆様からのよくあるご質問にお答えします。

氷砂糖について

氷砂糖は品質が非常に安定した長期保存が可能な食品で、通常の保存状態では腐敗や品質劣化の心配がないため、賞味期限はありません。 法律上も、製造年月日や賞味期限表示の義務はありませんので、袋には商品管理のためのロット番号のみを記載しています。

「1g=4キロカロリー」です。
氷砂糖は、ごはんやパンなどと同じ炭水化物なので、もちろんカロリーも同じです。 砂糖もお米も、最終的には体の中で同じブドウ糖に消化されて、脳や体のエネルギー源として使われます。

氷砂糖は吸湿性の高い食品ですので、湿気を帯びると表面がベタつくことがありますが、乾燥させてから使用していただけば大丈夫です。 長く保存する場合は、缶やプラスチックの容器などに入れて密閉しておくのがよいでしょう。

アクのない、あっさりとした上品な甘さの氷砂糖は果実酒を作る以外にも、すき焼きなどの煮物や、ぜんざいやジャムなどのお菓子作りにもお勧めです。 そのままお召し上がり頂いても、後味がよく、のどの渇かないライトでピュアなおいしさです。疲労回復にすばやい効果があり、激しいスポーツ・ランニング・登山にも最適です。 また、純度が高いため気候の変化によって変質することはないので、夏の海水浴・冬山のスキーなどの楽しいレジャーにもどうぞ。

原料のグラニュー糖を溶かして、精製、ろ過したものを加熱して氷砂糖の結晶を作ります。 氷砂糖は、砂糖の中でも最も純度が高く、ショ糖分100%の高級品です。

氷砂糖には、ひと粒ひと粒の形が違う自然結晶タイプのロックと、十六面体の結晶のクリスタルの2種類があります。 ロック・クリスタルとも同様にしてご使用いただけますが、自然結晶タイプのロックは、クリスタルに比べると、より水に溶けやすい性質を持っています。漬け込む期間の短い梅シロップなどには、早く溶けるロック氷砂糖が最適です。

梅シロップについて

梅は水洗いをして「ヘタ」を取り除くだけです。梅に穴を開けなくても、氷砂糖による浸透圧で梅のエキス分は抽出され、梅はシワシワになります。

醗酵防止などのために凍らせてから漬ける方法もありますが、梅を冷凍しますと梅の組織が破壊され、エキスを完全に抽出することが出来ません。また、梅の香りも失われるので、 醗酵防止には食酢(又はホワイトリカー)を使って、生のままの青梅を漬ける方法をお勧めします。

出来上がった梅シロップは、小瓶やペットボトルなどに移しかえて冷蔵庫に入れておけば、1年以上保存できますが、梅の風味が落ちる前(できれば夏の間)に召し上がって頂くことをお勧めしています。

醗酵している状態です。梅シロップをガーゼなどでこしてから湯せんにかけ、冷ましてから冷蔵庫で保存し、お早めにめしあがってください。 ただし、湯せんをかけるため、梅の香りが多少失われてしまっています。 醗酵を防ぐには、漬け込むときにビンをさかさにするなどして、食酢(又はホワイトリカー)で、すみずみまでビンと梅をぬらしてください。

上白やグラニュー糖で作ると、ビンの底に砂糖が沈んでしまい、なかなか溶けません。 氷砂糖は形が大きく硬いために、ふつうの砂糖よりも溶けにくそうに思われがちですが、表面積が大きいため溶けやすいのです。また、砂糖の中でも最も純度が高いので、 果実の風味を失うことなく、アクの少ない上品な味に仕上げることができるからです。

3週間後には、梅のエキス分がたっぷり抽出されて、おいしい梅シロップが出来上がっています。梅は種と皮だけになるので、取り出してください。 (梅酒の場合の梅は、そのままでも美味しくいただけますし、梅ジャム作りもお勧めです。)


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